印鑑の素材

印鑑を実印として印鑑登録するには、できるだけオリジナリティがある印鑑を作り、登録することが安全にもつながります。
印鑑が彫られ作られる素材にはたくさんの種類があります。
動物の角を使った印鑑では、「象牙」「河馬」「マンモス牙」「オランダ水牛」「黒水牛」などがあり、特に象牙は、印鑑の素材の中でも最高級品といわれ、見た目の美しさや耐久性に優れています。古くから使われてきた素材ですが、現在ワシントン条約で一部輸入禁止となっていますが、条約締結前に輸入されたものは認定シールと共に販売されています。
天然木材を使った印鑑では、「薩摩本柘」「黒檀」や、天然樹木60%樹脂40%の結合圧縮強化木で作られた「アグニ」があります。
「琥珀」は、今から数千年前に松や杉、ヒノキなどの樹脂が化石化したもので、装飾品の素材としても使われます。印鑑を作る場合には、琥珀と高濃度の人口樹脂を合成し耐久性を高めて作ります。
このように実印は、個人を示す一生ものと考えられ、素材にこだわり作られることの多い印鑑です。ゴムやプラスチックの素材では印面が変形しやすいため、実印として認められない素材もあります。印面が破損してしまうと印影が変わってきてしまうため無効となることもありますから注意が必要です。